●5インチ_フォトビューワーとブルーツースI/F(BT1,BT2)などです

★以下、開発の経緯をまとめました。★
[1]4分割画面などのタッチ操作がいまいち不安定なので、アンドロイドスマートフォン(N04D)を使って無線で操作できないかと検討していたところ、2012年トランジスタ技術9月号付録の”トラ技Jr.”(P8)にBluetoothを使ったシリアル通信の記事がありました。これだと思い早速チャレンジしたところ大成功でした。以下解説と写真です。
(解説)
4枚目の上に載っている基板がターゲット側のBluetoothモジュールです。トラ技付録誌上でも説明がありますが、ネットのSeeedStudio(英語のHPです)で購入(送料込で$18.34)しました。届くかどうか不安でしたがクレジットカード精算で注文したところ、約1週間後に台湾から郵送で無事に届きました。中身は写真の小さな基板1枚のみで説明書はありませんでした。不安でしたがトラ技付録誌上の説明にしたがってシリアル信号と電源(TxD,RxD,GND,3.3V)を接続したとろ無事に動きました。ターゲット(SH2Aマイコン)側はもともとデバッグ用にシリアル通信機能がありましたので、タッチ操作をシリアル入力でも対応できるようにバージョンアップしました。プログラムの更新はSDカードのAPファイル(オブジェクト)を書き換えることで可能です。
スマフォ側はシリアル通信をBluetoothで行える無料アプリを探したところ、5枚目の写真の”S2 Bluetooth Terminal3”というアプリが使えました。操作は簡単で4分割の左上タッチが”1”右上タッチが”2”左下タッチが”3”右下タッチが”4”フォトビューワーでは”n”が次の写真へ”b”が前の写真へ”a”が自動(スライドショー)”r”が戻りなどとなり、スマフォ側からシリアル送信するだけでOKです。簡単に動いてしまったので自分でもびっくりでした。
[2][1]で使用していたBluetooth I/F IC(Seeed Studio)が古くなって最新のスマフォで動かなくなったので、新しいマイコン基板(Seeed XIAO BLE nRF52840)を購入(ヤフーショッピングで送料込み2530円)して[1]と同様に動かしました。以下解説と写真です。
(解説)
 スマフォ側はシリアル通信をBluetoothで行える最新の無料アプリを再び探したところ、5,6枚目の写真の”Serial Bluetooth Terminal”というアプリが使えました。操作は簡単で4分割の左上タッチが”1”右上タッチが”2”左下タッチが”3”右下タッチが”4”フォトビューワーでは”n”が次の写真へ”b”が前の写真へ”a”が自動(スライドショー)”r”が戻りなどとなり、スマフォ側からシリアル送信するだけでOKです。今回はnRF52840基版のマイコンソフトが必要で少し時間がかかりました。マイコンのCPUはARMでした。PC用開発ソフトは”Arduino IDE”と”Teraterm”を使用しました。
★Bluetooth2を使った最新のフォトビューワーとMP3プレヤー★
【動画解説】
・スタート画面が4分割のメインメニュー画面です。起動直後にBT2接続確認をして接続後、スマフォアプリで”1″送信でフォトビューワーの開始、”2″送信でMP3プレーヤーの開始、”3″送信でVTR再生の開始(※未製作)、”4″送信で評価ソフト選択メニューになります。
・動画はフォトビューワーとMP3プレーヤーの動作映像になります。

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